夏の雷雨
最近の東京は大雨になるとすごい。
はっきり行って異常だ。
雷雨が激しい。これは地域的なものかというと、そうでもないらしい。
実はこれ、人工的に作られたものなのだ。といっても意図したわけではないが。
夏、ビル街は暑い。森なんかよりずっと暑い。
照り返しとアスファルトでかなり暑い。
それでがんがんにクーラー使う。
すると余計に暑くなる。これが都市部のヒートアイランドのメカニズムである。
この暑さが異常な上昇気流を生み、ハイパープリュームという名の
超巨大積乱雲を発生させる。積乱雲は雷雲のことだが、この大きさが
通常の10倍にもなるという。
人間の英知とやらは浅はかなもんだ。
まあそれはともかく、昔フランクリンが雷は電気であるということを証明し、
避雷針を作ったとき、カトリックの神父が反対した。
雷は悪人を打つためのもんだから、そんなことしたら大地震が来るぞと。
フランクリン、そんなことあるかと避雷針をつけ、地震の来るのを待った。
当然、こなかった。そんなもんだ。
ただ、この神父の言、今考えると別の意味で正しいのかも知れん。
人間の集まった都市が雷雲を生み、大雨を降らせる。
これだけの重さのビルがあったら、地盤だってどうだか怪しいもんだ。
だからこそ、人間の英知とかいってるのは浅はかなわけだ。
しかし、なんの脈絡もないアミニズム的発言を看過できるほど浅はかでもない。
昔大川隆法が、阪神大震災は人災だ発言をしたことがある。
(社民党に関して言えばそうだがまあそういう意味ではなく。)
人間が集まる、そこに悪人が集まる、そして地震が起こると。
へーそうか、神戸の人間は東京より悪人だらけか。へー。
あと人少ないところでなんで地震が起こるんだ?
プレートテクトニクスも理解できないアフォはすっこんでろ。
人間は確かに大したことはない。大したことがないからこそ傲慢にならず、
かつ正しく物事を見る必要がある。